タカラガイ科図鑑   CYPRAEIDAE
 TOP  前頁  次頁  個体変異(var)  若貝(ypung shell)
分 類 和  名 学  名
亜 科 コモンダカラ Erosarinae
サメダカラ Staphylaea
シボリダカラ limacina
命名者 内山、1900 Lamarck 1810
サイズ 12 - 39mm 出現頻度 moderately common
分 布 房総半島以南,インド・太平洋に分布する 生息場所 潮間帯-20m 岩礁・サンゴ礁に棲む
異 名 Synonyms: jenningsia Perry 1811, lilacina Weink. 1881, ruvaya Steadm. & Cott. 1943
亜 種

limacina facifer Iredale, 1935 ミナミシボリダカラ: (Austraria, southern Polynesia)
limacina interstincta Wood, 1828 アフリカシボリダカラ:(East Africa, Mascarenes)
limacina clarissa Lorenz, 1989 ホソシボリダカラ: (South to East Africa)

変 種
変 異

 
特 徴 伸長した洋梨形。歯は強く、やや伸びている。辺縁のくぼみは白い。背則は灰色がかった茶から青みがかった色でしばしば白色のツブツブの点がある。
P1
limacina limacina Locality: Phylippines Cebu Size: 20,2 mm
日本近海産図鑑にも3タイプの写真が載っているように個体変異が激しい。時には亜種に分けられるのではないかとも思うが、同一生息域に二種の亜種が棲息することはないことから、進化の途中で、遺伝子の固定化が進んでいないものと思われる。それにしてもこの変異は面白い。

深海に 海雪霏霏と 降れるらし 絞宝の 肌に写れる(内田 タカラガイ三十六歌仙)

P2
limacina facifer Locality: Australia Size: 28.3 mm
両端は尖らず、鈍端となる。英名は、Handsome Limacina。英名も苦し紛れに付けたようだ。
P3
limacina interstincta Locality: Zanzibar Is. Size: 26.0 mm
両端は薄く尖る。semiplota の様な色合い。でも、歯の付き方が違う。
P4
limacina clarissa Locality: Tanzania Size: 18.8 mm
ホソシボリダカラの特徴として、歯が貝の中間で短くなると有るが、この個体ではそのようにはなっていない。しかし、前端部の内唇歯は肥厚している。