チャイロキヌタ(14)

三浦半島・長者ヶ崎の打上貝

真野 進
(2003.09.01.)

 私の所属する「相模貝類研究談話会」の例会が長者が崎で開催された際、チャイロキヌタとメダカラの打上殻を100個以上拾うことが出来たので測定した。
方法
採集日(Coll. Date) 2003年6月14日
採集地(Location) 三浦半島(Miura Pen. )、長者ヶ崎
採集法 打上貝を拾う。(Beached)
測定法・測定項目

結果及び考察

 測定結果

個体数
(N)

殻高(L)mm

伸長度(L/W)

扁平度(H/W)

歯数(Teeth)

young
(%)

Mean

±

SD

Max

Min

Mean

±

SD

Mean

±

SD

内唇(C)

外唇(L)
131

15.3

±

1.47

19.9

11.9

1.67

±

0.051

0.81

±

0.016

16.4

17.4

2

1.サイズ(L)
size
 
最大19.9mm、最小11.9mm、平均15.3 mm、標準偏差1.47であった。
この大きさは、三浦半島相模湾側として平均的なものである。
2.伸長度(W/L) 
elongate
最大1.82、最小1.54、平均1.67、標準偏差0.051であった。
3.扁平度(H/W)
depressed
最大0.87、最小0.76、平均0.81、標準偏差0.016であった。
4.歯数
teeth
内唇歯12ー20、平均16.4、外唇歯14ー21、平均17.4個であった。
5.未成貝
junenile%
未成貝と思われる個体数をカウントしたが、131個中2個、2%であった。

あとがき
 久しぶりの新採集地のデータです。採集を初めてから3年も経つとマンネリになるのか新採集地の開拓がおろそかになり、良く知った採集地にのみ足が向くようになります。それは未知の海岸に行っても無駄足になることが多いためです。
 でも、今回は談話会の例会と云うこともあり長者ヶ崎の先端部に出かけてみたところ予想よりも多くの打上が見られ喜んで拾ってきました。
採集は億劫がっていては駄目ということが良く分かりました。