チャイロキヌタの定点観測用に採集した殻の中から、カミスジダカラを抜き出して測定した。
方法
結果及び考察
カミスジダカラとチャイロキヌタの個体数
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| チャイロキヌタ |
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| カミスジダカラ |
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測定結果
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(N) |
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(%) |
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| 107 |
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| 1.個体数 | チャイロキヌタの定点観測用に採集した中から、明らかに髪の毛様の模様が確認できる個体のみを選別し、模様、色合いがカミスジダカラと思われても、筋の見えないものは対象から外した。 この結果、カミスジダカラの割合はチャイロキヌタの約3%であった。 |
| 2.サイズ (Size) |
殻長 最大20.4mm、最小11.4mm、平均14.7mm、標準偏差1.55であった。チャイロキヌタに比べやや小さい。 |
| 3.伸長度 (elongate) |
最大1.75、最小1.50、平均1.64、標準偏差0.047であった。 チャイロキヌタに比べL/W比が小さく、卵形に近い。 |
| 4.扁平度 (depress) |
最大0.85、最小0.78、平均0.81、標準偏差0.013であった。 チャイロキヌタと全く同じ。 |
| 5.歯の数 (teeth) |
内唇歯数は、14-19個(平均16.0個)、外唇歯数は、14-20個(平均17.0個)であった。 内唇歯、外唇歯ともチャイロキヌタより少ない。 |
| 6.若貝 (subadult) |
未成貝は、107個中5個(5%)であった。 |
あとがき
カミスジダカラとチャイロキヌタはいろいろと議論の多い種ですが、今回は同一海岸でどのような割合で棲息するのかを打上殻で調べてみました。勿論、この結果は普遍的なものではなく、三浦半島・荒崎の2003年の1月から10月のデータにしか過ぎませんが何かの判断材料になると思います。
又、今回の測定結果のカミスジダカラの特徴は前報と全く同じであり、可成り信頼性は高いと思われます。