コモンダカラ(7)
和歌山・串本の打上貝

真野 進
(2006.08.16)

和歌山・串本で打上採集したコモンダカラについて、測定を行った。

方法

測定結果

個体数
(N)

殻高(L)mm

伸長度(L/W)

扁平度(H/W)

歯数(Teeth)

亜成貝
(%)

Mean

±

SD

Max

Min

Mean

±

SD

Mean

±

SD

内唇(C)

外唇(L)

150

30.3

±

3.94

40.4

19.7

1.61

±

0.062

0.75

±

0.031

15.2

18.3

5

1.サイズ
(Size)

殻高  最大40.4mm、最小19.7mm、平均30.3mm、標準偏差3.94であった。
総合表にも示したとおり、標準的な大きさと言える。

2.伸長度 
(elongate)

最大1.76、最小1.47、平均1.61、標準偏差0.062であった。

3.扁平度
(depress)

最大0.85、最小0.67、平均0.75、標準偏差0.031であった。

4.歯の数
(teeth)

内唇歯数は、18-11個(平均15.2個)、外唇歯数は、22-15個(平均18.3個)であった。

5.亜成貝
(sub adult)

亜成貝は、150個中7個、4.7%であった。

あとがき
 今回の測定結果はごく平均的なものでした。また、測定をしながら、コモンダカラが関東近辺から和歌山、沖縄、フィリピンまでまんべんなく生息しており、サイズも地域によりそれほどの違いが見られないことに気が付きました。この点、沖縄には少ないメダカラ、オミナエシダカラなどと何が違うのか興味のあるところです。