コモンダカラ(8)
フィリビン・バリカサグ島の貝

真野 進
(2006.12.16)

フィリピン・バリカサグ島で採集したコモンダカラについて、測定を行った。

方法

測定結果

個体数
(N)

殻高(L)mm

伸長度(L/W)

扁平度(H/W)

歯数(Teeth)

亜成貝
(%)

Mean

±

SD

Max

Min

Mean

±

SD

Mean

±

SD

内唇(C)

外唇(L)

116

28.3

±

3.17

42.6

21.4

1.69

±

0.047

0.76

±

0.018

15.5

18.3

2

1.サイズ
(Size)

殻高  最大42.6mm、最小21.4mm、平均28.3mm、標準偏差3.17であった。
最大個体が飛び抜けて大きい他は標準的な大きさと言える。総合表

2.伸長度 
(elongate)

最大1.81、最小1.55、平均1.69、標準偏差0.047であった。

3.扁平度
(depress)

最大0.81、最小0.71、平均0.76、標準偏差0.018であった。

4.歯の数
(teeth)

内唇歯数は、21-13個(平均15.5個)、外唇歯数は、22-16個(平均18.3個)であった。

5.亜成貝
(sub adult)

亜成貝は、116個中2個、1.7%であった。

6.写真

左端は最大個体。
右端は未成貝。


pd
pb

あとがき
 コモンダカラは生息域が広く、何処にでもいますが、生貝を数多く採集するのは難しい種です。しかし、バリカサグ島では、タカラガイ中一番多く生息する種でその採集も容易でした。南の島のことでもあり変わった個体もいるのではないかと探しましたが、いずれも標準的なものでした。