メダカラ(26)

三浦半島・長者ヶ崎の打上貝

真野 進
(2003.10.01.)

チャイロキヌタと同じ日にメダカラの打上殻も拾うことが出来たので測定した。
方法
採集日(Coll. Date) 2003年6月14日
採集地(Location) 三浦半島(Miura Pen. )、長者ヶ崎
採集法 打上貝を拾う。(Beached)
測定法・測定項目

結果及び考察

 測定結果

個体数
(N)

殻高(L)mm

伸長度(L/W)

扁平度(H/W)

歯数(Teeth)

young
(%)

Mean

±

SD

Max

Min

Mean

±

SD

Mean

±

SD

内唇(C)

外唇(L)
228

15.9

±

1.72

21.3

10.9

1.66

±

0.046

0.80

±

0.016

15.1

15.7

3
1.サイズ(L)
size
 
最大21.3mm、最小10.9mm、平均15.9 mm、標準偏差1.72であった。
この大きさは、三浦半島相模湾側として平均的なものである。
2.伸長度(W/L) 
elongate
最大1.79、最小1.55、平均1.66、標準偏差0.046であった。
3.扁平度(H/W)
depressed
最大0.84、最小0.75、平均0.80、標準偏差0.016であった。
4.歯数
teeth
内唇歯10ー18、平均15.1、外唇歯13ー18、平均15.7個であった。
5.未成貝
junenile%
未成貝と思われる個体数は、228個中7個、3%であった。

あとがき
 こちらも新採集地のデータです。とくに変わったデータではありませんでしたが、この日拾ったメダカラとチャイロキヌタの比率は、228/131(チャイロキヌタ/メダカラ=57.5%)となりました。目に付いた殻を全て拾っての割合でこれほどチャイロキヌタの多い海岸は初めてです。因みに渡辺政美さんの「いそっぴー」に出てくる長浜では13.6%(2002年データ)、私の続けている荒崎の定点観測では、34%です。
 では長者が崎で多くのチャイロキヌタ生貝が見られるかというと、メダカラはそこそこ居ましたがチャイロキヌタは一匹も見付かりませんでした。 なかなか難しいものです。