サバダカラ(1)
宮古島の打上貝

真野 進
(2007.05.13.)

初めに
日本には、サバダカラ属の内、ニセサバダカラ(kieneri depriesteri Schilder, 1933)、サバダカラ(hirundo neglecta Sowerby, 1837)、ホンサバダカラ(ursellus Gmelin, 1791)が棲息するが、数が少ない為統計的データが取りにくい。また、この3種の同定も難しく作業をやりにくくしている。
 今回宮古島産のサバダカラについて測定をしてみた。

材料及び方法

採集地・・・・・・・・宮古島・狩俣
採集日・・・・・・・・2003年5月ー2007年4月
採集法・・・・・・・・死殻
測定項目・測定法・・・殻長、殻幅、殻高…ノギスにて測定。0.1ミリ未満四捨五入
           歯数…目視

結果及び考察

測定結果

個体数
(N)

殻長(L)mm

伸長度(L/W)

扁平度(H/W)

歯数
(Teeth)

若貝
(Subadult)
%

mean±SD

max

min

mean±SD

mean±SD

内唇(C)

外唇(L)

172

13.1±1.76

18.3

8.7

1.68±0.066

0.81±0.018

17.3

18.7

6

殻長の分布図

採集個体
 比較的磨れの少ないのを選んで写真を撮った。

あとがき
 先にホンサバダカラとしてレポートしましたが、その後同定に自信がなくなり、先輩諸氏に採集品を見ていただいたところ、ほとんどがサバダカラで、幾つかホンサバダカラが混じっているとのご指摘でした。そこで改めて全個体の再チェックとその後採集した個体を含め再度測定をやり直しました。
 以前からこのコーナーを訪問してくださった方々には大変ご迷惑をかけましたが、ホンサバダカラのreportは破棄し改めてサバダカラとしてUPしました。