同島で昨年リュウキュウダカラの打上殻を拾い、その生息を確認したが生体を得たのは一個体のみであった。本年再度採集を試みた所、多数の生息を確認し、成貝、幼貝を採集できたので報告する
採集方法 |
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採集地 |
沖縄県・平良市 (宮古島) |
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採集法 |
生貝、潮間帯 |
サイズ測定
個体数 |
殻高(L)mm |
伸長度(L/W) |
扁平度(H/W) |
歯数(Teeth) |
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Mean |
± |
SD |
Max |
Min |
Mean |
± |
SD |
Mean |
± |
SD |
内唇(C) |
外唇(L) |
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41 |
17.9 |
± |
1.62 |
21.2 |
15.1 |
1.73 |
± |
0.058 |
0.80 |
± |
0.021 |
17.9 |
18.2 |
殻長 : |
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伸長度: |
伸長度 最小1.63、 最大1.88、平均1.73、標準偏差0.058であった。 |
扁平度: |
最小0.76、最大0.85、平均0.80、標準偏差0.021であった。他の種に比べバラツキが大きい。 |
内唇歯: |
最少 16個、最多 20個、平均 17.9個であった。 |
外唇歯: |
最少 16個、最多 21個、平均 18.2個であった。 |
生体写真
下の写真のように外套膜の色、樹状突起の色に二種があり、同一の珊瑚礫に着いていることもある。タカラガイの分類では従来、外套膜の形状の違いで亜種とされる場合も有るが、これを見ると外套膜のわずかな違いで分類することが正しいのか疑問となる。 |
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殻の個体変異
サイズは、A 20.8mm、B 20.6mm、C 21.1mm、D 16.5mm、D 17.4mm、E 19.0nn |
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幼貝、未成貝
マメシボリダカラ(C.pallidula)との相違点の一つとしてリュウキュウダカラには背の横斑が無いことが揚げられているが、若い貝では明瞭な横斑が見られる。 |
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あとがき
この種は、チャイロキヌタが韓国・済州島で生息が確認された後、唯一の我が国の固有種とされています。しかし、生息域、生態、殻の特徴などに関する文献は少なく、「沖縄の海の貝・陸の貝 久保・黒住 1995年」にC.pallidula(ウスムラサキダカラ)として紹介され、外套膜が黒色のものをリュウキュウダカラというとされているのが最も詳しい記載の様です。
他の生息域ではどんな状況か是非調べてみたいものです。