初めに
イボダカラは房総半島から、沖縄諸島まで広く分布しているが、北限の房総、三浦半島ではその数が少なく、南に行く程多くなる。今年の5月、11月の2回、宮古島で打上殻を採集したので計測した。
歯の数については今回の測定では省略した。
材料及び方法
採集地・・・・・・・・宮古島
採集日・・・・・・・・2004年5月ー2004年11月
採集法・・・・・・・・打ち上げ殻
測定項目・測定法・・・殻長、殻幅、殻高…ノギスにて測定。0.1ミリ未満四捨五入
結果及び考察
測定結果
個体数 |
殻長(L)mm |
伸長度(L/W) |
扁平度(H/W) |
若貝 |
||
mean±SD |
max |
min |
mean±SD |
mean±SD |
||
139 |
20.5±2.71 |
28.8 |
14.5 |
1.58±0.078 |
0.81±0.019 |
0 |
殻長(Size) |
|
伸長度(L/W) |
平均1.58、標準偏差0.078、最大1.77、最小1.38であった。 |
扁平度(H/W) |
平均0.81、標準偏差0.019、最大0.86、最小0.75であった。 |
若貝(Subadult)% |
若貝と成熟貝の違いが分かりにくいこともあるが、サンブル中未成熟の若貝の割合は0%であった。 |
写真 |
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あとがき
この種は房総、三浦半島には少なく、八丈島、和歌山で多くなり、宮古島では非常に多くなります。多くの種が海水温が高い地域で多くなる傾向がありますが、イボダカラは極端なようです。又、種によっては房総・三浦では全く見られず、暖かい海にのみ棲息するものもあり、このような適応性の違いが何によって引き起こされるのか、興味深いものがあります。