ホシキヌタ(2)
房総半島の貝

真野 進
(2002.11.01.)

三浦半島に引き続き、房総半島各地の海岸で採集したホシキヌタの殻のサイズを測定した。
方法    
採集日(Coll. Date) 2001年2月ー2002年3月
採集地(Location) 房総半島の各海岸
採集法 打上貝及び生殻
測定法・測定項目   

結果及び考察

個体変異


ホシキヌタは殻が大きいためか傷のある物が多い。

 測定結果

個体数
(N)

殻高(L)mm

伸長度(L/W)

扁平度(H/W)

歯数(Teeth)

Young
(%)

Mean

±

SD

Max

Min

Mean

±

SD

Mean

±

SD

内唇(C)

外唇(L)

106

42.8

±

7.66

65.3

26.0

1.52

±

0.056

0.83

±

0.025

21.6

21.9

7
1.殻長(L)
size
最大65.3mm、最小26.0mm、平均42.8mm、標準偏差7.66であった。三浦半島の個体群と比較すると、平均で1.3mm小さく、最大個体は大きく、最小個体は小さかった。
分布図
2.伸長度(W/L) 
elongate
最大1.66、最小1.40、平均1.52、標準偏差0.056であった。
三浦半島の個体群より、やや丸みを帯びている。
3.扁平度(H/W)
depressed
最大0.89、最小0.76、平均0.83、標準偏差0.025であった。
三浦半島の個体群と全く同じ値を示した。
4.歯数
teeth
内唇歯21.6、外唇歯21.9個であった。
5.未成貝
junenile%
若貝は7%であった。

あとがき
 房総半島のホシキヌタの棲息密度は、三浦半島と同程度のようでよく見掛けます。ただ、房総ではホシキヌタの磨れと思った中に、クロハラダカラが混じることがあるので油断が出来ません。
ヒョットするとみなさんの採集品の中にクロハラダカラが混じっているかも知れませんよ。